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Sentence Completion Test(文章完成法):SCT

Sentence Completion Test(文章完成法):SCTは、未完成の文章を提示して、自由に完成させるという課題を通じて、被検者の特性を知る心理検査です。
SCTは、一般的に言語連想テストから派生してきたと考えられていますが、言語連想テストの目的が無意識にあるコンプレックスを探ることにあるのに対し、SCTはより広範な被検者に関する情報を効率的に収集するが目的になります。
SCTはテスターの知りたいことを刺激文として入れることができ、集団施行が可能であることなどから、多くの種類が作成されてきました。この自由さ・簡便さはSCTの魅力である一方で、世界共通の刺激語のSCTがなく、特定の種類のSCTの研究が蓄積されにくいという事態を招いた要因ともなっています。
ここからは、日本でよく使われる精研式のSCTについてみていきます。精研式SCTでは、短い刺激文に続くように、時間制限はないけれど、できるだけ早く、頭に浮かんだ最初の事柄を記入して文章を完成させていってもらいます。1ページに15の刺激文が書かれていて、見開き2ページで1つのパートになっています。パートはⅠとⅡがあり、全部で60の刺激文に対して文章を完成させてもらいます。刺激分は幅広い刺激文が選ばれていますが、おおまかに、社会、家庭、身体、知能、気質、力動(気持ち)、指向(希望)についてのその人の情報が得られます。
SCTは、機械的に、数量的に処理するのでなく、評価者の判断に重きをおいて評価をしていきます。

<参考文献>

  • 氏原寛・亀口賢治・成田善弘・東山紘久・山中康裕 2004 心理臨床大事典(改訂版) 培風館
  • 槇田仁・小林ポオル・岩熊史朗 1997 文章完成法(SCT)によるパーソナリティ診断手引 金子書房

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