2018年 問138

問題

 36 歳の男性 A、会社員。A は転職を考え、社外の公認心理師Bのカウンセリングを受けた。 6か月間 B は A の不安を受け止め、二人で慎重に検討した後、転職することができた。初めはやる気を持って取り組めたが、上司が替わり職場の雰囲気が一変した。その後のカウンセリングでAは転職を後悔していると話し、AがBの判断を責めるようになった。次第に、B は言葉では共感するような受け答えはするが、表情が固くなり視線を避けることが増えていった。その後、面接は行き詰まりに達して、A のキャンセルが続いた。
 AがBの判断を責めるようになってからの B の行動の説明として、最も適切なものを1つ選べ。

① 不当に B を責めて、自分の責任を外在化する A に対して、距離を置いている。
② 不満をこぼすが状況に対処していない A に対して明確な姿勢をもって臨んでいる。
③ それまでのように A に支持と共感をしないことによって、意図せず反撃してしまっている。
④ 誤った判断をし、A を傷つけてしまったという不安が強くなり、介入することができなくなっている。
⑤ 職場に対する不満の問題が再燃し、繰り返されていることを気づかせるために中立性を保とうとしている

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