サイトの見方

サイトの構造

 当サイトでは、公認心理師試験の問題をもとに、心理学と近隣領域に関する情報をまとめています。情報を整理するにあたって、より有機的に情報をまとめられるように、当サイトでは独自の枠組みをもうけました。

 当サイトでは、情報を、大きく①「人間」に関する情報、②「研究」に関する情報、③「法規」に関する情報に分類しています。①では、人間そのものに関連する情報を中心にまとめています。②では、研究方法に関する情報を中心にまとめています。③では、法律に関する情報を中心にまとめています。これらはいずれも心理臨床活動に欠かせないものですが、②は主に統計学と、③は法学と、それぞれ独立した学問分野と関連のある情報でもあります。そのため、最も大きな枠組みとして、これら3つを設定しました。

 このうち、①「人間」に関する情報では、人間の“身体”に関する情報が「生理学」に、“心”に関する情報が「心理学」にまとめられています。

 「心理学」に関する情報は、さらに「基礎心理学」と「臨床心理学」に分類されています。「基礎心理学」には、人間の心に関する情報のうち、いわゆる“健康な”人間一般の心理に関する情報が分類されています(健康の定義はさておき)。一方で「臨床心理学」は、人間の心の“問題や障害”と関連した情報が分類されています。

 当サイトでは、こういった枠組みにそって情報をまとめており、それがサイトメニューに反映されています。この枠組みは、心理臨床活動に必要な知識に関する地図です。初学者は、領域の全体像を把握しにくいため、勉強した知識をうまく関連づけられないということがおこります。この枠組みを理解しておいていただけると、自分がどこの何を勉強しているのかが把握でき、知識を効率的に有機的に関連づけられるようになると思います。

ページの種類

 当サイトを充分にご利用いただき、効率よく勉強を進めていくために、サイトのつくりに関する情報をお伝えしておきます。当サイトには、大きく「記事ページ」と「問題ページ」の2種類のページがあります。

記事ページについて

 「記事ページ」には、そのページのタイトルとなっていることについて、情報がまとめられています。「生理学」や「心理学」といったサイトのメニューから進むページは、基本的に「記事ページ」です。「記事ページ」の構成は、1.「タイトルに関する記事」、2.「関連問題」、3.「参考文献」となっています。記事の内容はそのページで取り扱っているものによってかわりますが、この構成は基本的にはかわりません。記事の内容が長くなることが多いので、ページの最初に「目次」が表示されています。

1.「タイトルに関する記事」には、そのページのタイトルになっているものに関する情報が、公認心理師試験の過去の問題に基づいてまとめられています。私の主観や意見はできだけ入らないようにしてあります。内容を細かく分けた方がわかりやすい場合は、小さい見出しがついている記事もあります。その場合、目次にもそれが反映されます。
 2.「関連問題」には、公認心理師試験の過去の問題のうち、そのトピックと関連のある問題にリンクがはられています。そのトピックに関してどんな問題が出ているのかを確認したい場合には、こちらから過去の問題にとんでみてください。
 3.「参考文献」には、記事を作成する際に利用した文献が書かれています。記事の特定の箇所の情報をもっと知りたいという場合は、こちらにあたってみてください。

問題ページについて

 「問題ページ」には、公認心理師試験の過去問や模擬問題が1ページに1問のっています。サイトメニューの「過去問題」の先にあるページがこれにあたります。ページの構成は1.「問題」、2.「関連ページ」、3.「違う問題を解く」となっています。内容は短いので、「目次」はありません。
 1.「問題」には、問題と選択肢が書かれています。選択肢の下にある「▼正答」をクリックすると、正答を見ることができます。
 2.「関連ページ」には、問題を解くために必要な情報があるページへのリンクがはってあります。情報が複数の記事に分かれている場合などには、リンクは複数のページにはってあります。正答と関連する情報は、原則一番最初に書かれているページに載っています。
 3.「違う問題を解く」には、いくつかの方法が用意されています。「次の問題を解く」では、過去の問題の出題順に解いていく事ができます。「ランダムに問題を解く」では、出題順にこだわらず、ランダムに問題を解いていく事ができます。「任意の問題を解く」では、問題を特定して解いていく事ができます。

効率よく勉強を進めるために

 「記事ページ」の内容は、公認心理師試験の過去の問題が反映されています。私がトピックに関する情報を適当にまとめたというよりも、「関連問題」に基づいた情報を中心にまとめられています。特に正答に関する情報は、基本的に記事の中に盛り込まれています。そのため、記事を読んでもらえば、そのトピックと関連する問題を解く時に必要な情報を、網羅的に確認することができるようになっています。試験の問題は、似たものや近い知識に基づくものも少なくないため、まず「記事ページ」にある情報を押さえることからはじめると、効率よく勉強を進められると思います。よろしければ参考にしてみてください。

ブループリントとサイトメニューの対応

 令和5年(第6回)公認心理師試験のブループリントでは、以下のような領域が試験の範囲となっています。

 サイトメニューとブループリントとの対応は以下の通りです。