生理学

心と体は密接な関係があります。例えば、口角を上げるようにして本を読むと、同じ本でも口をすぼめて読むよりもより面白いと感じることが知られていますし、恐れや怒りを感じることで交感神経系の働きが活性化したり、副腎ホルモンの分泌が促されたりすることも知られています。このように心と体は相互に影響しあっているのです。

問題状況を適切に理解しようとすると、生理学的な知識が不可欠です。思考のまとまらなさや発語の不自由さといった訴えを心理的な問題としてだけ理解しようとすると、脳血管障害のような器質的な問題の影響を見逃すことになりえます。器質的な問題がある場合、どれだけ心理学的なアプローチをとっても改善は思わしくないでしょう。器質的な問題がある場合、器質面へのケアと心理的なケアが同時に行われるようなことはあるものの、心理的なケアが器質面へのケアに優先されるようなことは、基本的にはないのです。

このように心理臨床において重要な生理学的な知識をここではまとめました。

生理学

  1. 神経系の構造と機能
  2. 脳幹、小脳、間脳の構造と機能
  3. 大脳の構造と機能
  4. 神経系検査
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