間脳の構造と機能

間脳の構造と機能

 間脳は、視床、視床上部、視床下部の3領域からなっている、中枢神経系で最大の神経核です。

 視床は下位脳と大脳皮質を連絡する感覚の中継核です。嗅覚を除く、すべての感覚情報はいちど視床に集められ、視床核でニューロンを代えたあと、視床皮質路を形成して大脳皮質へと投射します。

 視床下部は、種々の神経核群からなる、自律神経および内分泌系の統合中枢です。
 視床下部にある特定の神経核によって、体温調整や血糖調整、水分(浸透圧)調整といった生命維持に不可欠な働きが促されます。視床下部にある神経核群の中でも、血糖の低下と関係する外側核は摂食中枢として、血糖の上昇と関係する腹内側核は満腹中枢として知られています。
 また、神経核群のうち、室傍核や弓状核などからは、ホルモンが産出され内分泌を促します。視床下部で生産されたホルモンは下垂体に送られます。

関連問題

参考文献

  • 医療情報科学研究所 2011 病気がみえる vol.7 脳・神経 メディックメディア
  • 坂井建雄・久光正(監修) 2017 ぜんぶわかる脳の事典 成美堂出版
  • 坂井建雄・河原克雅(総編集) 2012 カラー図解 人体の正常構造と機能 日本医事新報社
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