基礎心理学

当サイトにおける基礎心理学というカテゴリーは、臨床心理学と対になるカテゴリーとして設定されており、臨床心理学が人間の心理・行動面の障害や問題を扱うのに対して、基礎心理学では人間の健康な側面を扱います。

公認心理師として活動する上で、基礎心理学と臨床心理学は相補的な関係にあります。人間の健康な側面が把握できるからこそ、そこからの逸脱という意味での問題の視点を持つこともできます。3歳くらいの子どもが他人の立場で物を考えられないとしてもそれは異常なことではありません。

基礎心理学に関連する知識を整理する枠組み

当サイトでは、人間の健康的な心理を、一般心理学、社会心理学、発達心理学という3つの側面から見ていきます。

一般心理学は、成人の正常な精神現象に関する普遍的、一般的な原理を扱う心理学です。具体的には、人間が外界の情報を取り入れ、処理し、反応していく過程にそって、各々の過程で生じる精神現象を見ていきます。

社会心理学は、個人とその社会的状況との相互的な影響過程を扱う心理学です。一般心理学では個としての人間の精神現象に焦点をあてますが、社会心理学では個人を空間に位置づけ、社会との相互作用から人間の心の動きを見ていきます。

発達心理学は、時間経過に従って生じる精神の発達的変化についての一般的な特徴や法則性を扱う心理学です。社会心理学では空間軸を加えて人間の心理を検討したように、発達心理学では時間軸を加えて人間の心理を見ていきます。

心理学的な視点だけをとっても、ある時点の一人の人間には、個々人の心的機能、社会との相互作用、発達の段階といった複合的な要因が影響しているのです。

当サイトでは、この各々の要因を個別に見ていこうと思います。

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