問題
複雑性悲嘆に対するJ.W.Wordenの悲嘆セラピーの原則や手続として、誤っているものを1つ選べ。
① 故人の記憶を蘇らせる。
② 悲しむのをやめたらどうなるかを一緒に考える。
③ 喪失を決定的な事実と認識することがないように援助する。
④ 故人に対するアンビバレントな感情を探索することを援助する。
⑤ 大切な人がいない状況での新たな生活を設計することを援助する。
正答
③
Worden,J.W.は、通常の悲嘆とそうでない悲嘆を比較し、それぞれに対するセラピーの原則を示しました。それを参考にすると、正答は③となります。
Wordenを知らなくても、グリーフケアの知識などがあると、なんとなく解答できる問題な気もしますが、Wordenの原則を取り入れながらの実践もされており、知らなかった場合はこれを機に確認するとグリーフケアに役立つ知識が得られるでしょう。喪失と悲嘆は臨床において避けられないテーマだと思います。
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