問題
35 歳の男性A、会社員。A は、不眠を主訴として勤務する会社の相談室を訪れ、相談室の公認心理師B が対応した。A によると、最近、Aはある殺人事件の裁判員となった。裁判は8日間のうちに4回実施される。裁判開始前からAは守秘義務の遵守が負担となっていたが、1回目、2回目の裁判の後はほとんど眠れなかったという。BはAの気持ちを受け止め、不眠に対する助言をしたが、A は、「裁判は残り2回あるが、どうすればよいか」と、Bにさらに助言を求めた。
BのAへの助言として、適切なものを1つ選べ。
① 裁判所に連絡するよう伝える。
② 理由や詳細を述べることなく辞任ができることを伝える。
③ 具合の悪い日は、補充裁判員に代理を務めてもらうよう伝える。
④ 評議を含め裁判内容については、親しい友人か家族に話を聞いてもらうよう伝える。
⑤ 評議を含め裁判内容についてのカウンセリングは、裁判終了後に可能になると伝える。
関連ページ: