2021年　問30

▼正答

正答

③

解説

　特定健康診査や特定保健指導は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づく、生活習慣病の予防や生活習慣の改善をめざす制度です。
　特定健康診査は、保険加入者のうち特定健康診査の実施年度中に40～74歳となる者（当該実施年度の１年間を通じて加入している者を対象とする診査です。身長、体重、腹囲、BMIや血圧などが測られます。特定健康診査の結果により、健康の保持に努める必要がある者に対して、特定健康診査等実施計画に基づいて特定保健指導がおこなわれます。
　特定保健指導は、実施者が決められています。初回の面接時の行動計画の策定（行動目標の設定）指導や支援計画等の作成、及び実績 評価の支援は、基本的に医師・保健師・管理栄養士が行わなければなりません。3か月以上の継続的な支援は、食生活の改善指導に関しては薬剤師、助産師、准看護師、歯科衛生士が、運動指導に関しては歯科医師、薬剤師、助産師、准看護師、理学療法士が実施することもできます。
　これらから、正答は③となります。