問題

2020年

2020年 問69

問題  16 歳の女子 A、高校1年生。A は、食欲不振、るい痩のため1週間前から入院中である。高校に入学し、陸上部に入部した後から食事摂取量を減らすようになった。さらに、毎朝6時から走り込みを始めたところ、4か月前から月経がなくなり、1か...
2020年

2020年 問68

問題  32 歳の女性 A、会社員。A は、感情の不安定さを主訴に社内の心理相談室に来室し、公認心理師 B が面接した。職場で良好な適応状況にあったが、2か月前から動悸をしばしば伴うようになった。その後、異動してきた上司への苛立ちを強く自覚...
2020年

2020年 問67

問題  21 歳の男性 A。A は実母 B と二人暮らしであった。ひきこもりがちの無職生活を送っていたが、インターネットで知り合った人物から覚醒剤を購入し、使用したことが発覚して有罪判決となった。初犯であり、B が A を支える旨を陳述した...
2020年

2020年 問66

問題  13 歳の男子 A、中学1年生。A の学校でのテストの成績は中程度よりもやや上に位置している。試験に対しては出題される範囲をあらかじめ学習し、試験に臨む姿もよくみられる。しかし、その試験を乗り切ることだけを考え、試験が終わると全てを...
2020年

2020年 問65

問題  9歳の男児 A、小学3年生。A は、学校でけんかした級友の自宅に放火し、全焼させた。負傷者はいなかった。A はこれまでにも夜間徘徊で補導されたことがあった。学校では、座って授業を受けることができず、学業成績も振るわなかった。他児との...
2020年

2020年 問64

問題  1歳半の男児 A。母親 B が A の高熱とけいれん発作を訴えて、病院に来院し、A は入院することとなった。これまでに複数の病院に通院したが、原因不明とのことであった。B は治療に協力的で献身的に付き添っていたが、通常の治療をしても...
2020年

2020年 問63

問題  45 歳の男性 A、市役所職員。A は上司の勧めで健康管理室を訪れ、公認心理師 B が対応した。A の住む地域は1か月前に地震により被災し、A の自宅も半壊した。A は自宅に居住しながら業務を続け、仮設住宅への入居手続の事務などを担...
2020年

2020年 問62

問題  30 歳の女性 A、会社員。A は、精神科病院において入院治療を受けている。20 代後半より抑うつエピソードを繰り返していたが、医療機関の受診歴はなかった。入院の1か月ほど前から口数が多くなり、卒業後交流のなかった高校時代の友人たち...
2020年

2020年 問61

問題  30 歳の男性 A、自営業。A は独身で一人暮らし。仕事のストレスから暴飲暴食をすることが多く、最近体重が増えた。このままではいけないと薄々感じていた A は、中断していたジム通いを半年以内に再開するべきかどうかを迷っていた。その折...
2020年

2020年 問60

問題  15 歳の女子 A、中学3年生。A が人の目が怖くて教室に入れないということで、学校からの勧めもあり、公認心理師 B がいる市の相談センターに母親 C から相談申込みの電話があった。C の話によると、学校ではいじめなどの大きな問題は...