2018年 問91-100

問91
ストレンジ・シチュエーション法によるアタッチメントのタイプ分類(A:回避型、B:安定型、C:抵抗/アンビバレント型、D:無秩序・無方向型)について、最も適切なものを1つ選べ。
1.Aタイプの養育者は、子どもに対して虐待など不適切な関わりをしていることが多い。
2.AタイプとCタイプの子どもは、再会場面で感情が元どおりに回復せずに、怒りの感情を表すことがある。
3.BタイプとCタイプの子どもは、分離場面で泣くなどの苦痛を表出する。
4.Cタイプの養育者は、子どもに対して拒絶的に振る舞うことが多い。
5.Dタイプの養育者は、子どものシグナルに養育者自身の都合で応答するなど一貫性を欠く傾向がある。

問92
認知及び言語の発達の遅れが疑われる3歳の幼児に用いるアセスメントツールとして、最も適切なものを1つ選べ。
1.BDI
2.CMI
3.KABC‐Ⅱ
4.MPI
5.WISC-Ⅳ

問93
災害時の支援について、正しいものを1つ選べ。
1.被災直後の不眠は病的反応であり、薬物療法を行う。
2.被災者に対する心理的デブリーフィングは有効な支援である。
3.危機的な状況で子どもは成人よりリスクが高く、特別な支援を必要とする。
4.被災者の悲観的な発言には、「助かって良かったじゃないですか」と励ます。
5.被災者から知り得た情報は、守秘義務に基づき、いかなる場合も他者に話してはならない。

問94
依存と依存症について、正しいものを1つ選べ。
1.抗うつ薬は精神依存を引き起こす。
2.覚せい剤で身体依存が起こることは少ない。
3.抗不安薬は半減期が長いほど依存を生じやすい。
4.薬物摂取に伴う異常体験をフラッシュバックという。
5.病的賭博(ギャンブル障害)は気持ちが高ぶるときに賭博をすることが多い。

問95
ストレスコーピングについて、正しいものを1つ選べ。
1.状況が変わっても、以前成功したコーピングを実行した方がよい。
2.ストレッサーに対して多くの種類のコーピングを用いない方がよい。
3.コーピングを続けているうちに疲労が蓄積することを、コーピングのコストという。
4.コーピングの結果は、二次的評価というプロセスによって、それ以降の状況の評価に影響を与える。
5.一時的に生じたネガティブな感情を改善するコーピングは、慢性的なストレス反応の改善には効果がない。

問96
災害発生後の「被災者のこころのケア」について、正しいものを1つ選べ。
1.ボランティアが被災者を集め、被災体験を語ってもらう。
2.避難所などにおける対象者のスクリーニングは、精神科医が実施する。
3.支援者のストレス反応に対しては、役割分担と業務のローテーションの明確化や業務の価値づけが有効である。
4.避難所などにおけるコミュニティ形成について経験のあるNPOへの研修を迅速に行い、協力体制を整備する。
5.悲嘆が強くひきこもりなどの問題を抱えている被災者を「見守り必要」レベルとして、地域コミュニティのつながりで孤立感を解消する。

問97
知的障害について、正しいものを1つ選べ。
1.成人期に発症する場合もある。
2.養育手帳は法律に規定されていない。
3.養育手帳は18歳未満に対して発行される。
4.DSM-5では重症度を知能指数〈IQ〉で定めている。
5.診断する際に生活全般への適応行動を評価する必要はない。

問98
知的障害について、正しいものを1つ選べ。
1.成人期に発症する場合もある。
2.養育手帳は法律に規定されていない。
3.養育手帳は18歳未満に対して発行される。
4.DSM-5では重症度を知能指数〈IQ〉で定めている。
5.診断する際に生活全般への適応行動を評価する必要はない。

問99
少年事件の処理手続きとして、正しいものを1つ選べ。
1.14歳未満の触法少年であっても重大事件である場合は検察官送致となることがある。
2.14歳以上16歳未満の犯罪少年は検察官送致とならない。
3.16歳以上で故意に人を死亡させた事件の場合は、原則的に検察官送致となる。
4.18歳未満の犯罪少年であっても重大事件を犯せば死刑になることがある。
5.事案が軽微で少年法の適用が望ましい事件の場合は、20歳を超えても家庭裁判所で不処分を決定することができる。

問100
ワーク・モチベーション研究において人間関係論の基礎となったものとして、正しいものを1つ選べ。
1.A.H.Maslowの欲求階層説
2.D.McGregorのX-Y理論
3.E.Mayoのホーソン研究
4.F.W.Taylorの科学的管理法
5.J.S.Adamsの衡平理論

問101~110