模擬問題　問3

▼正答

正答

①

解説

②頭頂葉、側頭葉、後頭葉が接する角回では、一次視覚野で処理された文字情報が届き、意味的処理がおこなわれると考えられています。
③大脳は、中心溝を境に前頭葉と頭頂葉に分けられます。そして、中心溝の前方には一次運動野が、後方には一次体制感覚野が存在します。
脳は領域毎に異なる機能を担っています。各領域は野と呼ばれ、例えば前頭連合野では行動の決定や結果の予測、抽象的思考などが行なわれます。
④ウェルニッケ野は側頭葉後部にあり、聴覚野に隣接します。前頭葉運動連合野にはブローカ野があります。側頭葉にある聴覚野を除いた領域は、側頭連合野と呼ばれ、物体認知に関わるとされます。そのため、ここに関わるウェルニッケ野が障害されると、話し方は流暢だが簡単な指示にそった行動が難しくなるタイプの失語（感覚性失語）が生じます。
領域の名称と、情報の処理が、大まかに後頭葉、側頭葉から頭頂葉、前頭葉と前方へ流れ、前頭葉の後方から出力されるという流れを押さえておくと、名称と機能の照らし合わせがしやすくなります