問題
自律神経系について、正しいものを1つ選べ。
① 交感神経系の活動が亢進すると、気道が収縮する。
② 交感神経系の活動が亢進すると、血圧が上昇する。
③ 副交感神経系の活動が亢進すると、瞳孔が散大する。
④ 副交感神経系の活動が亢進すると、発汗が減少する。
⑤ ストレスが加わると、副交感神経系の活動が亢進する。
正答
②
交感神経は身体活動を活性化させ、副交感神経は身体を休息させる役目を担っています。ストレスが加わると、それへ対処するために、交感神経系の活動が活性化されます。交感神経系で身体活動が活性化されるのは、外界への変化に機敏に対応するためでもあり、そのため、交感神経系が作用すれば、瞳孔は視覚情報を得るために散瞳し、気管支は酸素を取り入れるために拡張します。また血圧と心拍数は増大して、消化管の働きは後回しにされます。一方で、副交感神経系が作用すれば、瞳孔は縮瞳し、気管支は収縮、血圧と心拍数は減弱し、消化管の働きが活性されます。発汗に関しては交感神経によってコントロールされているため④は除外されますが、それが分からなくても④と②の二択から②を選べると思います。
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