問題
児童虐待について、緊急一時保護を最も検討すべき事例を1つ選べ。
① 重大な結果の可能性があり、繰り返す可能性がある。
② 子どもは保護を求めていないが、すでに重大な結果がある。
③ 重大な結果は出ていないが、子どもに明確な影響が出ている。
④ 子どもは保護を求めていないが、保護者が虐待を行うリスクがある。
⑤ 子どもが保護を求めているが、子どもが訴える状況が差し迫ってはいない。
正答
②
厚生労働省の、「子ども虐待対応の手引き」、「第5章一時保護」によると、緊急一時保護は、当事者が保護を求めており当事者の訴える状況が差し迫っている場合、もしくは、当事者が保護を求めていなくても、すでに重大な結果がある場合に検討されることが記されています。
選択肢は、いずれも一時保護を検討する要因となりえるものだと考えられますが、リスクや可能性がある場合よりも、すでに重大な結果がある場合のほうがより一時保護の緊急性は高いと考えらるでしょう。
そのため、子ども虐待対応の手引きの詳細を失念してしまっても、正答の②を選ぶことはできると思います。
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