2022年 問146

問題

 2歳の女児A。Aは、生後間もない頃から乳児院で暮らしている。定期的に行われてきた発達検査では年齢相応の発達がみられ、入所直後から担当養育者となったBとの間にも安定した関係がみられている。その後、Aが2歳となり、Aは同じ県内にある児童養護施設に措置変更されることになった。児童養護施設では保育士CがAの担当になることが決まり、受け入れに向けた準備が進められている。
 この後、Aが乳児院から児童養護施設へと措置変更となるプロセスにおける配慮として、最も適切なものを1つ選べ。

① 児童養護施設の受け入れ準備が整い次第、できるだけ早く措置変更をする。
② Cが先入観を持たないようにするために、乳児院でのAの様子についてBからCに直接伝える機会は設けない。
③ 乳児院で暮らす他の子どもへの影響を考慮し、他の子どもとの間ではAの措置変更に関することを話題にしない。
④ BがAと児童養護施設を訪問したり、Cが乳児院を訪れてAと交流するなど、ならし養育(訪問交流)の機会を設ける。
⑤ Bとの別れや乳児院を離れることは Aにとってつらい経験となることを考慮して、措置変更に関することは直前までAに伝えない。

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