問題
児童虐待について、最も適切なものを1つ選べ。
①児童虐待防止法における児童とは、16歳に満たない者を指す。
②虐待を受けたと思われる児童を発見した場合には、警察所に相談をするが望ましい。
③子ども虐待への対応は、保護者との関係性に配慮しすぎて悪いことはない。
④子どもの支援においては、パーマネンシーに配慮する。
注:「児童虐待防止法」とは、「児童虐待の防止等に関する法律」である
正答
④
解説
①児童虐待防止法における児童とは、18歳に満たない者を指します。
②児童虐待防止法では、「児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに、これを市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所又は児童委員を介して市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所に通告しなければならない。(第6条)」とされています。
③子ども虐待対応においては、安全確保が最優先事項です。保護者との関係性に配慮しすぎることで、介入や保護の判断が遅れ、重大な事態に至ってしまう事例が生じていることに留意する必要があることが、子ども虐待対応の手引きに記されています。
④パーマネンシーとは、永続的な人間関係や生活の場を保障することであり、子どもの発達支援、自立支援における基本的な視点です。子ども虐待対応の手引きには、パーマネンシーの視点の必要性が記されています。
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