2022年 問60

問題

 乳児50名を対象として、視覚認知機能を調べる実験を行った。まず、実験画面上に図形Aを繰り返し提示したところ、乳児は最初は画面を長く注視したが、その後、注視時間は減っていった。注視時間が半減したところで、画面上に図形Bを提示したところ、乳児の画面の注視時間が回復して長くなった。一方、異なる乳児50名を対象として、同様に画面上に図形Aを繰り返し提示し、注視時間が半減したところで、画面上に図形Cを提示した場合は、乳児の画面の注視時間は回復しなかった。
 この2つの実験結果から解釈される乳児期の視覚認知機能の性質として、最も適切なものを1つ選べ。

① 図形Cよりも図形Bを選好注視する。
② 図形Bには馴化し、図形Cには脱馴化する。
③ 図形Bよりも図形Cに強い親近性選好を示す。
④ 図形Aの後に、図形Cよりも図形Bの出現を期待する。
⑤ 図形Aと図形Bは区別するが、図形Aと図形Cは区別しない。

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