問題
36 歳の女性A、事務職。がん検診で乳がんが見つかった。通院のため、上司に事情を説明すると「がんの治療のことを考えたら、退職せざるを得ないね」と言われ、ショックを受けた。社内相談室の公認心理師に相談に来て、「もう立ち直れない。何も考えられない。退職するしかない」と訴えた。
A への公認心理師の対応として、不適切なものを1つ選べ。
① A の心理的な状態を把握し、産業保健スタッフと連携する。
② 休職して治療に専念し、完治したら職場復帰の手続をとるように助言する。
③ Aの要望に応じて、産業医から上司にAの病状や必要な配慮について説明できることを伝える。
④ 社内の産業保健スタッフと医療機関とが連携し、仕事を継続しながら治療を受ける方法があることを説明する。
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