問題
障害のある子どもの就学先決定のプロセスについて、適切なものを1つ選べ。
① 子どもの状態は日々変化するため、就学に関する事前の相談・支援は、就学手続きがはじまる直前に実施することが重要である。
② 環境の変化による負荷を減らすため、就学先となる学校や学びの場の変更は原則認められない。
③ 学校見学を行う場合には、先入観を植え付けないために学校施設の見学に終始する。
④ 就学先となる学校や学びの場の検討に当たり専門家の意見を聴取することは特に必要ない。
⑤ 市区町村教育委員会は,域内に住所の存する子供の適切な就学についての責任を負
っている。
正答
⑤
解説
① 直前でなく、早期の段階から時間的余裕をもって実施していくことが重要とされています。
② 就学先となる学校や学びの場は固定的なものではなく、実際の就学先決定後も障害の状態等を踏まえ、転学や学びの場の変更が可能です。
③ 保護者の学校教育に対する期待を十分に理解し、見学場面における学習のねらいや次にどのような学習内容に発展していくのかなどについても、具体的に分かりやすく説明することが大切であり、学校施設の見学に終始しないようにする必要があります。
④ 就学先となる学校や学びの場の検討に当たり、教育学、医学、心理学等の専門家の意見を聴取することが必要とされています。
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