問題
55歳の男性 A、自営業。A は糖尿病の治療を受けていたが、その状態は増悪していた。生活習慣の改善を見直すことを目的に、主治医から公認心理師に紹介された。A は小売店を経営しており、取引先の仲間と集まってお酒を飲むのが長年の日課となっていた。糖尿病が増悪してから、主治医には暴飲暴食をやめるように言われていたが、「付き合いは仕事の一部、これだけが生きる楽しみ」と冗談交じりに話した。Aは「やめようと思えばいつでもやめられる」と言っている。しかし、翌週に面接した際、生活習慣の改善は見られなかった。
まず行うべき対応として、最も適切なものを1つ選べ。
① 家族や仲間の協力を得る。
② 飲酒に関する心理教育を行う。
③ 断酒を目的としたグループを紹介する。
④ Aが自分の問題を認識するための面接を行う。
⑤ Aと一緒に生活を改善するための計画を立てる。
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