2021年 問64

問題

 28 歳の女性A。A が生活する地域に大規模な地震が発生し、直後に被災地外から派遣された公認心理師Bが避難所で支援活動を行っている。地震発生から約 週間後に、A からBに、「地震の後から眠れない」と相談があった。A の家は無事だったが、隣家は土砂に巻き込まれ、住人は行方不明になっている。Aはその様子を目撃していた。Aによれば、最近崩れる隣家の様子が繰り返し夢に出てきて眠れず、隣家の方向を向くことができずにいる。同居の家族から見ても焦燥感が強くなり、別人のようだという。
 BのAへの対応として、最も優先されるものを1つ選べ。

① ジョギングなどの運動を勧める。
② 生き残った者の使命について話し合う。
③ リラックスするために腹式呼吸法を指導する。
④ 行方不明になった住人が必ず発見されると保証する。
⑤ 現地の保健医療スタッフに情報を伝えることへの同意を得る。

関連ページ:

違う問題を解く

次の問題を解く

ランダムに問題を解く

任意の問題を解く