2021年 問69

問題

 16 歳の男子A、高校1年生。万引きにより逮捕され、少年鑑別所に収容された後、家庭裁判所の審判により保護観察処分となった。Aは、審判終了後すぐに母親Bと共に保護観察所に来た。A の居住する地域を担当している保護観察官C が、初回の面接を行うことになった。審判直後であり、家庭裁判所からは、氏名、年齢、非行名、遵守事項に関する意見など、最小限の情報が届いている。
 C の初回面接における対応方針として、最も適切なものを1つ選べ。

① 特別遵守事項を設定する。
② 担当する保護司が同席できるよう手配する。
③ 保護処分の決定に対する抗告について説明する。
④ 関係構築を優先し、家族関係や成育歴についての質問は控える。
⑤ 家庭裁判所において既に確認されているため、事件内容についての質問は控える。

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