問題
リーダシップについて、正しいものを1つ選べ。
① 状況即応モデルでは、リーダーシップの型がLPC得点で示される。
② PM理論は、集団機能という視点からリーダーシップの類型化を試みた理論であり、Pはpersonality、Mはmotivationを意味する。
③ リーダーシップサイクル理論では、生産性のような集団効果性は、リーダーシップの型とリーダーが集団‐課題状況をどの程度統制できるかの2つの要因によって規定されるとする。
④ 交流型のリーダーシップとは、奉仕者的な役割でメンバーを支援し、メンバー自らの気づきと成長を促すことで組織の成果を引き出すものである。
⑤ マネジアル・グリッド理論では、人間への関心と情報への関心からリーダシップの型を規定している。
正答
①
解説
①生産性のような集団効果性は、リーダーシップの型とリーダーが集団‐課題状況をどの程度統制できるかの2つの要因によって規定されるとする理論は、状況即応モデルといい、リーダーシップの型は一番好ましくない協働者の性格特徴をSD法形式による一連の形容詞対で評定させたLPC得点で示されます。
②PM理論は、三隅二不二によって提唱された理論で、リーダーシップ行動の機能を集団活動の基本的次元である目標達成機能(performance function of group : P機能)と集団維持機能(maintenance function of group : M機能)からとらえ、リーダーが各機能をどの程度果たしているかによって4つのリーダーシップ類型を構成します。
③リーダーシップサイクル理論は、適切なリーダーシップは成員の心理的成熟度に応じて変わるとするものです。
④交流型のリーダーシップとは、リーダーがメンバーと交流し相互作用をまとめていくリーダーシップです。奉仕者的な役割でメンバーを支援し、メンバー自らの気づきと成長を促すことで組織の成果を引き出すリーダーシップは、サーバンド・リーダーシップと称されます。
⑤マネジアル・グリッド理論では、人間への関心と生産(業績)への関心から、リーダシップの型を規定しています。
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