2018年

2018年 問73

問題  26歳の男性。職場の同僚たちの会話が自分へ当てつけられていると訴えて家族とともに来院した。2か月前から自分の考えが筒抜けになっていると思うようになった。「いつも見張られているので外出できない」と、周囲を警戒しながら話した。身体疾患、...
2018年

2018年 問72

問題  35歳の男性 A、営業職。1か月ほど前に、直属の上司 B からそろそろ課長に昇進させると言われ、A は喜んだ。昇進の準備として部署の中期目標を作成するように指示されたが、いざ書こうとすると何も書けず、不安になり他の仕事も手につかなく...
2018年

2018年 問71

問題  15歳の男子 A、中学3年生。A は非行傾向があり、中学校内で窃盗事件を起こし、学校の指導でスクールカウンセラーと面接した。両親は離婚しており、A と二人暮らしの実父とは関係が悪く居場所がないことなど、自分から家庭の事情を素直に話し...
2018年

2018年 問70

問題  42歳の女性 A。Aは中学2年生の息子Bの不登校について相談するために、スクールカウンセラーを訪ねた。中学1年生のときの欠席は年1日程度で部活動もしていたが、中学2年生の5月の連休過ぎから休みがちとなり、1か月以上欠席が続いている。...
2018年

2018年 問69

問題  40歳の男性 A、小学校教師。A は「授業がうまくできないし、クラスの生徒たちとコミュニケーションが取れない。保護者からもクレームを受けている。そのため、最近は食欲もなくよく眠れていない。疲れが取れず、やる気が出ない」とスクールカウ...
2018年

2018年 問68

問題  12 歳の男子A、小学6年生。Aは授業中ぼんやりしていることが多く、学習に対して意欲的な様子を見せない。指示をしない限り板書をノートに写すことはせず、学習全般に対して受動的である。常に学習内容の理解は不十分で、テストの点数も低い。一...
2018年

2018年 問67

問題  28 歳の男性A、無職。Aは中学時代にいじめに遭い遅刻や欠席が増え、高校2年生のときに不登校となった。それ以来、自宅にひきこもり、アルバイトを試みた時期もあったが、最近はほとんど外出しない。普段はおとなしいが、家族がA自身の今後のこ...
2018年

2018年 問66

問題  55歳の男性。肺癌の終末期で緩和ケアを受けている。家族によれば、最近苛立ちやすく、性格が変わったという。夜間はあまり眠らず、昼間に眠っていることが多い。 この患者の状態を評価する項目として、最も優先すべきものを1つ選べ。 ① 幻覚②...
2018年

2018年 問65

問題  50歳の男性。5年前に筋萎縮性側索硬化症<ALS>と診断された。誤嚥性肺炎の既往がある。1年前に嚥下困難となり胃瘻(いろう)造設術を受け、現在は配偶者の介護により在宅で療養している。四肢の筋萎縮と球麻痺があり、寝たきりで発声は不可能...
2018年

2018年 問64

問題  55歳の男性 A、自営業。A は糖尿病の治療を受けていたが、その状態は増悪していた。生活習慣の改善を見直すことを目的に、主治医から公認心理師に紹介された。A は小売店を経営しており、取引先の仲間と集まってお酒を飲むのが長年の日課とな...