問題
ストレスについて、正しいものを1つ選べ。
① キャノン(Cannon,W.B)は、ラットの観察を通して汎適応症候群を提唱した。
② マスラック(Maslach,C.)は、ストレス反応によってドラッグ常用者のおちいる無気力状態に近い状態に注目し、バーンアウトという用語を使用した。
③ セリエ(Selye,H.)は、恐れや恐怖による身体反応を逃走-闘争反応として、生物の生存と密接にかかわっているとした。
④ ラザルス(Lazarus,R)は、ストレッサーに対する一次評価と二次評価がストレス反応に影響を及ぼすとした。
正答
④
解説
①、③ 汎適応症候群はセリエによって、逃走-闘争反応はキャノンによってそれぞれ提唱されました。
② マスラックは、バーンアウトを測定する、マスラック-バーンアウト尺度の作成で有名ですが、バーンアウトに注目して概念を提唱したのは、フロイデンバーガー(Freudenberger, H. J)であると言われています。
④ ラザルスは、ストレッサーをストレスと評価するか、またそれをコントロール可能と評価するかどうかという過程が、ストレス反応の個体差を生み出すと考えました。
関連ページ
ストレス
違う問題を解く
次の問題を解く
ランダムに問題を解く
任意の問題を解く